【淹れ方】
お茶には様々な淹れ方があり、その方法によって味や香りが変わります。
香りは揮発成分ですので、茶湯から立ち上がる湯気に多く含まれています。
香りをお楽しみいただきたい場合、お茶から湯気が上がるように熱湯でお淹れすることをおすすめしております。
先に湯呑と急須にお湯を入れ温めておくと、(温まりましたら、お湯は捨ててください)より一層香りをお楽しみいただけます。
お茶を淹れる場合、熱湯で淹れますと苦みや渋みも出やすくなりますので、その際は約30秒で急須から湯呑に注ぐよう注意が必要です。
【水選び】
お茶の香りや味を楽しみ、茶葉の持っている成分をバランス良く抽出するためには、カルキ(塩素成分)がない良質な軟水がおすすめです。
水道水は、安全のために消毒用の塩素成分が入っており、これがお茶の香りを飛ばす原因になっています。
水道水をお使いになる場合は、一度完全に沸騰させ、沸騰したらさらに数分間沸かし続けるとカルキ臭等が取れるそうです。
なお、『有機一番摘み煎茶やぶきたみどり』は浅蒸し~中蒸しに仕上げておりますため、通常は約60℃のお湯で2分間の淹れ方をおすすめしておりますが、今回は香りを引き出す淹れ方をご紹介しています。